今回の議会のハイライト

一般質問について

1、子ども子育て会議について
2、子宮頸がんワクチンについて
3、阿久根市の危機管理について  3問について市長の考えを聞いた。


子ども子育て会議については、まだスタートしていないので、具体的な阿久根市のテーマなどについてのやりとりはできないことはわかっていたので、みなみ保育園の今後についての確認や、現在の保育料が維持されるのかどうかについて聞いた。
みなみ保育園については、今後議論が始まるようだ。関心をもってチェックしていくつもりでいる。
以前一般質問でも西平市長に問うた件だが、現在の阿久根市の保育園の保育料は半額程度減額する市独自のサービスを行っている(竹原市長が始めた)が、「これが新しい制度の下では上がる可能性はあるんですか?」の問いに、「あります」との事で、これも注目していきたいが、現在サービスからもれている私立幼稚園までひっくるめて、すべて公平な保育料の減額が実現できれば良い事だと思う。

いずれにしても、子ども子育て会議には期待値が高い。

子宮頸がんワクチンについては、国の専門家会議が「接種の呼びかけ」を中止する事になり、ビックリしていた。国会で定期接種化された直後にだ。早くから危険性が心配されているワクチンだったのに、いい加減な決定を国はしてしまった。

阿久根市はH23年度の途中から、国の決定より早く、市独自の補助をつけて実質無料化したのだが、346人の女子が接種したようだ。その補助額は1862万円だったとの説明。対象となる女子のほとんどが接種したことになるのだが、幸いにも重篤な副作用が出たとの報告は聞いていないが、本当の問題はそうじゃなくて、危険性の高いワクチンを実質無料にして多くの子に打たせてしまった事だと思うのだが、西平市長には伝わらなかったようだ。なんとも的はずれな施策に1862万円もの財源が使われた。

阿久根市の危機管理については、「阿久根市の危機管理とは? 」で書いた内容を市長に問うた。担当職員とその課長に文書訓告の処分があったのだが、9月9日付けでの処分であり、随分決定まで時間がかかるんですね。文書の取り扱いとしても規定にふれているとの事で、私からツッコミがあり渋々処分したのだろう。(処分ともいえないような処分ですが)市長が取り入れた評価制度の中で今回の件がどう反映されるのかチェックしたいと思っている。市長は、重要なメールを見逃さないシステム作りをすると言われていたが、今回の不手際は、メールを見逃したのではなく、確認したにもかかわらず、転送しなくても良いと判断してしまう職員の原発に対する危機意識が問題であって、システムの問題ではない。それっぽいこと言ってごまかさないで下さい。