職員給与削減の状況

委員会記録もホームページにアップされている。
今年度の予算特別委員会において、西平市長の公約である職員給与削減についてのやりとり。



松元薫久委員

25年の7月から交付税が減額されるということはもう決定という受けとめ方でいいんで
しょうか。そこを、減額はある程度試算されていらっしゃるんでしょうか。


上野総務課長

現在、国から県を通じまして今回の人件費抑制にかかわる要請は、説明会の段階ではです
ね、話しを聞いているところですけれども、正式決定という形での通知についてはまだござ
いませんけれども、今、県から説明会で受けた内容に基づいて概数という形での試算をいた
しますと、給与費減の基準財政需要額への影響額を簡易計算式という形で当てはめて計算を
いたしました。そういたしますと、約7千万程度の影響額があるんではないかと、減額され
るんではないかと。一方、御承知のとおりですね、この削減された財源につきましてはそれ
ぞれこれまで独自に行政改革、あるいは人件費の抑制等々をば取り組んでおられるところ、
あるいは地域の元気づくり等々に対する支援という形で、そういった事業に取り組まれてい
るところについては別途にですね、推進費として交付がなされるというような措置が予定を
されております。これはプラスの要因になる話しですけれども、こちらを算式に基づいて概
算で計算をいたしますと、5,700万ほどこの部分については交付が見込めるのではない
かというようなことでございます。したがいまして、減額にしましておおよそ1,300万
程度が実質的な減額と見込まれるのではないかというふうに試算をいたしているところです。
以上です。


松元薫久委員

非常にわかりやすく御説明いただきましたけれども、この議案第13号と前の12号でで
すね、市長から一般職員までこうして給与をカットされるわけですが、西平市長の公約で以
前の議会の中で13億6千万を基準として、そこから15%カットするという目標設定があ
るわけですが、どれぐらいの達成度なんでしょうか。そこの数字が出ましたら教えていただ
きたい。


上野総務課長

平成22年度決算に基づく削減の目標を15%ということでお示しをされたところでござ
いますけれども、率に換算をいたしますと25年度当初の予算で申しますと、2.7%に相
当する削減ということになろうかと思います。以上です。


松元薫久委員

2.7%というのは13億6千万からさらに15%という設定の中での2.7%というこ
とでなんですか。もう少し。


上野総務課長

22年度決算に対しての率を今申しました。例えば人件費の中でも給料につきましては2
2年度対比をいたしますと15.2%の減額に給料はなります。ただし、手当であったり、
その他の給与費等々、すべて人件費として対比をいたしますと減額の総額の率といたしまし
ては2.7%になります。そういうことでございます。


松元薫久委員

ということはまだまだ目標にはとどいていないという認識でよろしいんですね。


上野総務課長
お見込みのとおりで結構かと思います。
[松元薫久委員「了解です。」と呼ぶ]